(ADDress初心者さんはここを読むといいよ)
シェアってどういうこと(家守からみたシェア)
ADDressのコンセプトは、「限られた空間を、会員みんなでシェアする」ことにあります。『シェア』ってよく聴く言葉だけど、どういうことでしょう?
例えば沢山採れた「余剰」の野菜、食べきれないし、腐らせてしまうのも心苦しい。「余剰」を持て余してしまう。だから、いただいてくれる人がいると、贈った人が、もらってくれた人に対して「ありがとう」と感謝をします。
1回こっきりの場合もありますが、『シェア』は『お互いさま』で、立場を替えて何度も繰り返されます。その点で、一方通行の「贈与」でなく、『シェア』は「循環」し、受取ったものの対価を、払っていただけることを期待します。
『受取った』とあなたが思った時の「お返し」は、すぐでなくて良いし、家守にしなくてもいいです。「恩送り」を自分のできるタイミング、できることでしてくれたらいいのです。
『循環するシェア』は、広い意味での「交換」ですが、対価や期限の定めが曖昧な口約束です。自分の満足で返してOKです。
例えば、心地よい時間と空間をシェアできて「ありがとう」とレビューやSNSに投稿したり、ドネーションをはずんだり、自分が使ったリネンを洗濯したり、共用部を掃除したり、一緒に過ごした会員に知っていることを教えたり、得意なことを披露したり…
あなたも『シェア』の循環に入ってくれると最幸!この動画みたいに。
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ADDress家守からみたシェア
全国160か所以上の拠点を定額で利用できるADDressのサービスが、こんなに安い会費で成り立つのは何故でしょう?
「空き家のシェア」「共用スペースのシェア」そして家守や会員の『シェア』の精神を上手に活用しているからです。
前項で「余剰」野菜の話をシェアの例に出しましたが、「契約」で「要求される数」があれば、「リスク」を見越し、それよりも多くを生産しておかなければならず、結局のところ、必ず「余剰」が発生する構造になっています。
「余剰」は「空き時間」や「行動力」、「人的エネルギー」も当てはまります。
各拠点の家守は、本業を他に持ちながら、「空き時間」を利用して、拠点の清掃や会員対応をやっています。経済的動機よりも、「ADDressの価値観」に共感したり、「地域活性の一環」といった奉仕の精神や、「内面から突き動かされるワクワク感」などで動いています。
「余剰」と「情熱」がベースにあっての「おもてなし」「ホスピタリティ」であって、「義務」から行う「サービス」とは違うのです。
家守自身の「余裕(時間的、精神的)」があるからやってこれたことで、ムラがあるのは仕方ないと心得て欲しいのです。
「一定のサービスクォリティ」を会員から求められるとしんどい。
家の清潔さ、会員対応の丁寧さが、時期や、家守によってムラが生じることを了承して欲しいし、そういう凸凹を会員側の器で、受けていただけると、ADDressのサービスは、きわめてリーズナブルなものだと納得できると思います。
社会システムからみたシェア
人々が協力して働く社会システムの類型からみると『シェア』は、『互酬・互助』原理で動き、『コミュニティ』と親和性があり、『信頼』ベースで成り立つといわれています。他の原理と比べると、その違いが見えてくるでしょう。
『交換』原理は『市場』と親和性があり、『契約』で成り立つ。
『支配・分配』原理は『行政』と親和性があり、『法律』で成り立つ。
これらの原理は、それぞれ特徴があり、どれが正しいということもありません。
一つの原理だけで組織が回るものでもなく、ADDressというサービスは、『互酬』原理の色が濃いけれど、契約事項やルールも機能します。
ただ、鶴巻温泉A邸では、会員への「信頼」をベースにおいて運用します。
「『利用者ガイド』の○ページに、会員の掃除の義務について書いてあるから掃除してください」という言い方は、私は好きじゃない。
「汚れている部分を見つけた時、サッと自分で掃除したほうが気持ち良く時間を過ごせませんか。後からくる会員も家守も、みんなが感謝するので、良かったらおお願いします」と話します。
献血は、「善意」で成り立つ典型的な例で、「不足時」は、スタッフが「お願いに回る」やり方で、手間もかかるし、「安定供給」が弱く感じるかもしれません。
でも、法律で血の提供を義務付けるのは、私は違うと思うのです。
そんなニュアンスを感じてくれたら幸いです。
コミュニティについて
ここまでの話で、『信頼』で成り立つ「コミュニティ」に、フリーライダーや悪意のある人が会員に入り込んでしまったら、どうなるでしょう。
ゴミの分別で見られるように、みんながルールを守って分別していればゴミは「資源」ですが、一部でもルールを守らないと、全てがゴミになってしまいます。
街のゴミ拾いをしていると、煙草の吸殻が集まっているところを見つます。よく見ると、煙草の銘柄は同じ、吸い方も同じ。大量の煙草の吸殻は、多くの人が少しずつ捨てたのではなく、一人の人が何度も繰り返し捨てていたのです。
大部分の人は煙草のポイ捨てなんてしません。ほんの一握りの人の行為で、街の美観を壊すことができるのです。
「シェア」は「循環」であり、どういう人たちと「循環」を共有したいか、とても大事なところです。
具体的にどういう行動がNGなのか次で説明しましょう。
NG行動例
- 玄関の鍵をキーボックスに戻さない。自分のポケットにいれて外出他の会員が拠点に入れなくなります。非常に迷惑です。
- 入浴後、流しにたまった抜け毛を放置。シャワー後、たいていの人は髪の毛が抜けてます。そのままにすると、流しが詰まります。ゴミ箱に捨てていきましょう。
- 入浴後、脱衣場をびしゃびしゃにしたままで放置常時換気扇が回っていても、床は拭いていってください。
- 飲みかけのコップや、食べかけのものをダイニングに放置して外出見知らぬ人の食べかけ、汚いと思いませんか。扱いに困ります。
会員の義務
- 布団にリネンをつける。退室時のリネンを外し所定の場所に置く。
- 個室を掃除する。個室のゴミをキッチンの分別ゴミ箱にいれる。
- 家の不具合(水漏れ、ガラス割れ等)を家守に連絡する
NGとはいえない行動例(鶴巻温泉A邸家守見解)
- 拠点の居心地が悪いので、予定を切り上げて帰る相性もあります。我慢して滞在するのはストレスでしょう。連絡はください。